“治療じゃない歯医者通い”って必要?🕊️
- 2025/07/31
- 小児歯科
江戸川中央デンタルクリニック 歯科・矯正歯科です。
そんなふうに感じているママ・パパも多いのではないでしょうか?
目次
◆ なぜ“治療してないのに通うの?”と思うの?
保護者の方からよくあるお声が、
「忙しくて通う時間がない」「痛がっていないのに、何のために行くの?」というものです。
それもそのはず。大人も子どもも“歯医者は痛くなってから行くところ”という認識が根強いからです。
でも実際には、虫歯は症状が出る前にどんどん進行しています。
特に乳歯は構造的に虫歯が進みやすく、痛みが出たときには神経に近いところまで進んでいるケースも少なくありません。
早めに通うことが、お子さんの負担を減らし、大きな治療を防ぐ近道になるのです。
◆ 虫歯は「痛くなる前」に進行する
虫歯の初期段階では、痛みや見た目の変化がほとんどありません。
そのため、保護者の方が見落としてしまうことも。
特に乳歯はエナメル質が薄く、進行が速いことが知られています。
「まだ大丈夫」と思っていても、気づいたときには神経近くまで進んでいることも。
定期的に歯科でチェックしていれば、初期虫歯の段階でケアができ、削らずに済む可能性も高まります。
また、歯並びや噛み合わせの変化など、成長による変化に早く気づけるというメリットもあります。
◆ 定期通院は“予防”と“成長の観察”のため
歯医者さん=虫歯を治す場所、というイメージがありますが、
小児歯科では「育てる歯科医療」が大切です。
定期通院では、以下のようなことを行います:
- ・歯のクリーニング(プラーク除去)
- ・フッ素塗布による虫歯予防
- ・歯並び・噛み合わせのチェック
- ・口呼吸・舌のクセなどの確認
つまり、トラブルが起きないように成長を見守るというのが、小児歯科の大きな役割。
子どもの成長は早く、3〜4ヶ月でも大きな変化があります。
定期通院は、その変化を見逃さず、将来の歯や体の健康にもつなげることができます。
◆ 歯医者に通う習慣づけが一生の財産に
子どものうちから「痛くなくても通う」経験を重ねることで、
歯医者さん=怖い場所ではなく、安心できる場所として記憶に残ります。
また、生活の中で「自分の体を大切にする」「ケアをする」という意識が育つのも、この時期だからこそ。
将来、大人になってからの歯の健康や、医療への不安軽減にもつながります。
江戸川中央デンタルクリニックでは、小さな経験の積み重ねが大きな未来をつくると考え、
お子さまの年齢や性格に合わせて、やさしく丁寧に診療を行っていきます。
◆ 江戸川中央デンタルクリニックのサポート
当院では、単に虫歯を見つけて治療するのではなく、お子さまの「予防」や「育ち」を見守り、安心して通っていただける環境づくりを目指しています。
お子さんの気持ちに寄り添いながら、楽しく・通いやすい環境を整え、
ご家族皆さまにとって、“気軽に相談できるかかりつけ歯科医院”でありたいと願っています。
今後のブログでも、予防・成長・生活習慣などの情報を発信していきます。
お子さまのお口のことで気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
歯科・矯正歯科 院長 増田 光