小児矯正はいつから始める?成長に合わせた歯並びサポート⏳
- 2025/05/22
- 小児歯科
こんにちは。
江戸川中央デンタルクリニック 歯科・矯正歯科です。
今回は「お口育ちシリーズ」の第4回として、「小児矯正」についてご紹介します。
「いつから始めるのがいいの?」「うちの子も必要?」など、保護者の方からよくいただくご質問にお答えします。
「いつから始めるのがいいの?」「うちの子も必要?」など、保護者の方からよくいただくご質問にお答えします。
◆ 小児矯正はいつから始める?
一般的に、小児矯正のスタートは5〜7歳ごろが目安とされています。
ただし「歯が生えそろってから」ではなく、「顎の成長を活かして整えていく」ことが目的なので、早めのチェック=大きなメリットになります。
歯並びだけでなく、舌の癖・呼吸の仕方・姿勢などもトータルで見て判断するのがポイントです。
「前歯のすき間が気になる」「乳歯が抜ける順番がおかしいかも…」というような、ちょっとした不安でも、早めにご相談いただくことで安心につながります。
◆ 小児矯正の目的と治療の流れ
小児矯正(Ⅰ期治療)の目的は、成長の力を利用して、顎のバランスや歯並びを整えやすくすることです。
当院では今後、以下のような流れでの矯正治療を予定しています。
- 初診相談(5〜7歳目安)
- 検査・診断(レントゲン・口腔写真など)
- 必要に応じて取り外し式の装置やトレーニングを開始
- 経過観察と成長に合わせたフォロー
一人ひとりのお子さまの成長に合わせて、無理のない形で進めていきます。
◆ 早めに始めるとどんなメリットがある?
小児期に矯正を始めると、以下のようなメリットがあります。
- ・顎のバランスが整いやすく、永久歯のスペースを確保できる
- ・将来的な抜歯や大がかりな矯正を避けられる可能性がある
- ・癖や口呼吸など、歯並び以外の問題も一緒にケアできる
「今すぐ矯正!」というよりも、まずは早期のチェック=安心の第一歩として捉えていただければと思います。
また、お子さまが小さいうちにお口の成長を見守ることで、ご家庭でも予防意識が自然と高まり、将来的なトラブルのリスクも抑えられます。
◆ 当院での取り組み予定
江戸川中央デンタルクリニック 歯科・矯正歯科では、お口全体の機能とバランスを見ながら、小児矯正を丁寧にご案内していく方針です。
矯正の必要性は、見た目だけでは判断が難しいこともあります。
「矯正するか迷っている」「他院でまだ早いと言われた」など、どんなお悩みでもまずはお気軽にご相談ください。
次回は「MFTと小児矯正の違いと組み合わせ」についてお話しします。
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江戸川中央デンタルクリニック
歯科・矯正歯科
院長 増田 光