“パパの歯チェック”、忘れていませんか?🛫
- 2025/08/14
- 院長メッセージ
江戸川中央デンタルクリニック 歯科・矯正歯科です。
子どもの歯のこと、自分のケアは意識するけれど、気づいたらパパの口の中はノータッチだった…というご家庭も多いのではないでしょうか。
◆ パパの歯、最近チェックしましたか?
お子さんの仕上げ磨き、自分の定期検診、ママたちは“予防意識”が年々高まってきています。
でも一方で、「パパは自分でなんとかしてるだろう」と、ふとした拍子に置き去りになっていませんか?
実際、パパ世代の方は「痛くならなければ行かない」「時間がないから行けない」と言って、10年以上歯医者に行っていない方も少なくありません。
生活習慣や仕事のストレスも重なり、気づかないうちに進行する歯周病や虫歯は、決して他人事ではないのです。
◆ 男性に多いお口のリスクとは?
男性のお口の中は、次のようなリスクが指摘されています:
- ・喫煙習慣がある方は歯ぐきの血流が悪く、歯周病が進行しやすい
- ・お酒をよく飲む方は口腔内が乾燥しやすく、虫歯や口臭が増えやすい
- ・仕事中の間食や不規則な食生活が、虫歯や歯ぐきの炎症を招く
さらに、男性は「痛みを感じにくく、我慢してしまう傾向が強い」ため、症状が出たときにはかなり進行していた……というケースも。
歯を失う原因の第一位は「歯周病」ですが、歯ぐきの病気は静かに進むのが特徴です。
「気づいたときには手遅れだった」とならないよう、“何もないとき”こそ受診のタイミングです。
◆ 家族の健康はパパの口から
意外かもしれませんが、パパのお口の健康は、家族全体の健康意識にも影響します。
例えば、パパが口臭を気にして会話が減ったり、歯の痛みで食事の楽しみが減ったりすると、家庭内の空気やリズムにも変化が。
また、子どもは親の行動をよく見ています。
パパが定期的に歯医者に通う姿を見ていれば、「歯医者=当たり前に通う場所」という意識が自然と育ちます。
家族のために頑張るパパこそ、健康でいることが家族にとっての安心。
歯科受診はその第一歩でもあります。
◆ ご家庭でできる「声かけ」から始めよう
とはいえ、いきなり「歯医者行ってきて!」ではパパも構えてしまいますよね。
まずはこんな風に、やさしく背中を押してあげる声かけから始めてみませんか?
- ・「最近、歯の調子どう?」
- ・「子どもと一緒に検診どう?」
- ・「ちょうどいい機会だから、夫婦で受けてみない?」
お子さんと一緒に通えば、“家族の健康週間”として楽しめるかもしれません。
気負わず、まずは“気にかけてみること”からスタートです。
◆ 当院のサポート体制とこれから
江戸川中央デンタルクリニックでは、ご家族みなさまが通いやすい環境を大切にしています。
パパ世代の方には、仕事帰りでも立ち寄りやすい時間帯の予約対応や、「短時間でも気軽に受けられるチェック体制」を強化していく予定です。
また、お口の状況や生活スタイルに応じた、無理のないメンテナンス提案を行っています。
“予防”のきっかけは、いつだって些細な気づきから。
ぜひご家族で、お口の健康を見直す機会にしてみてください。
歯科・矯正歯科 院長 増田 光