「よく噛んで食べよう」って本当はなぜ大事?─噛む力とお口の成長の関係🍙
- 2025/06/19
- 小児歯科
こんにちは。
江戸川中央デンタルクリニック 歯科・矯正歯科です。
江戸川中央デンタルクリニック 歯科・矯正歯科です。
本記事は「お口育ちシリーズ」の第7回として、「よく噛んで食べよう」の本当の意味についてご紹介します。
毎日のごはんで「もっと噛んでね〜」と声をかけていませんか?でも、なぜ噛むことが大事なのか、しっかり知っている方は意外と少ないかもしれません。
今回は、噛むことがどうやって“お口の育ち”につながるのか、子育てママ目線でわかりやすくお伝えします。
◆ 「よく噛む」ことで育つ力とは?
子どもがしっかり噛んで食べることには、こんなにたくさんのメリットがあります:
- ・唾液がたくさん出て、虫歯予防になる
- ・顎の骨が発達し、噛む力がつく
- ・脳の働きを活性化し、集中力もアップ
- ・満腹感が得られて、食べ過ぎを防げる
実は「噛むこと」は、栄養をとるだけでなく、お口全体の成長・発達・そして健康な習慣づくりに深く関わっています。
◆ 噛むことは“歯並び”にも関係している
噛むことで、上下の歯や顎に適度な力が加わり、正しい歯並びや顎のバランスが育ちやすくなります。
逆に、やわらかい物ばかり食べていると噛む刺激が少なくなり、顎の成長不足や、舌の使い方の偏りにつながることも。
これは、将来の歯並びや口呼吸のクセなどにも影響を及ぼすため、“矯正をするかどうか”以前に大事なポイントです。
◆ 今日からできる!噛む力を育てる食習慣
特別なことをしなくても、家庭の中で少し工夫するだけで、子どもの「噛む力」を育てることができます。
- ・ごはんを少しかために炊く
- ・スティック野菜やりんごなど噛むものを出す
- ・一口ごとによく噛むよう、声かけをする
- ・口を閉じて食べる“モグモグ”を意識する
楽しく食べることも大切なので、「ガミガミ言わずに、一緒に噛んでみようか?」というように、遊び感覚での声かけも効果的です。
◆ 江戸川中央デンタルクリニックからのメッセージ
江戸川中央デンタルクリニック 歯科・矯正歯科では、「よく噛むこと」「正しい食べ方」など、おうちの中でできるお口育ちの工夫も大切にしたサポートを行っていく予定です。
ブログでは、子育て中のママが気になる「生活習慣と歯の関係」について、わかりやすく丁寧にお伝えしていきます。
▶お口育ちシリーズ 第8回 近日公開!
「姿勢とお口の育ちの意外な関係」についてご紹介します。
「姿勢とお口の育ちの意外な関係」についてご紹介します。
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江戸川中央デンタルクリニック
歯科・矯正歯科
院長 増田 光